今回はSaiの作品「ラッキィ池田」さんをご紹介。
これは「ただ有名人の似顔絵を描いてみた」というのとはワケが違います。
原画こそ手元にありますが、この画像を直接、ラッキィさんご本人のメールに送っちゃいました!
なぜ直接送れるのか!?
そのへんのイキサツを説明すると長くなっちゃいますし、涙無くしては語れない物語になってますので……説明します。
まだSaiが某プロダクションに所属していたころ、現場であるところの某ショッピングモールのイベントにラッキィさんが来ていました。
それを当日その場で知ったSaiは、すぐさまラッキィさんの似顔絵を描き上げ、ショッピングモールの事務所の方に託しました。
すると後日、ラッキィさん自らプロダクションの方に問い合わせいただいたそうで「ラジオの取材に行きたい」という話になったのです。
僕らは自宅からそれぞれの現場に直接行くだけなので、基本的には会社に行くことはありません。ですが、ラッキィさんが取材に来られた日は、ちょうど年に一度の研修の日(3班くらいに分けてやります)で全アーティストの三分の一くらいはその場に居合わせることが出来たのです!
で、肝心のSaiはというと、何とその日は研修に入ってはおらず、普通に現場に出ていたと…!
それに関してSaiは当時
「私が似顔絵を描いて、そもそも私にコンタクトを取ろうとしていただいたのに、いつのまにか会社の手柄になってて、私は会うことすらできないのかァァァァ!!!」
と非常に憤慨していたのをワタクシはっきりと覚えております。当時どころか今でも根に持っているくらい。
思えばあれが独立への最後のトリガーだったのかもしれない……。
ちなみに僕もフジテレビさんからの仕事のとき……まあそれは別の話として。
しかし!捨てる神もあれば拾うラッキィあり。
なんとラッキィさん直筆のお手紙と、ダイレクトに送れるメールアドレスをくれたのでした!
それでも
「会いたかったよー!!!!今日くらい現場変わったり、融通効かせてくれたっていいじゃん!!そんな話すら出ねー!!!どーゆーことだよ!!グレてやるー!!!」
と非常に憤慨していたのをワタクシはっきりと覚えております。
僕にも多少流れ弾が当たるくらいに。
…と、まあこーゆーワケなんでございます。
今回改めて新作似顔絵と共にメールさせていただいたところ、数時間でお返事をいただきました!
ご多忙な中、とても丁寧に書かれたメールに我々とても感動しております。
感動というか普通に「すげーいい人だ!!」と興奮しております(笑)
最後に……
「コラボ」というワード、Saiは本気にしますよラッキィさん!!!