そして主婦業は続く

とりあえず、サイトをオープンできてホッと一息。

やっとスタートラインに立てたというだけの話に過ぎず、これからが未知の世界なんだけども。

でもまあ僕は根本的に楽観的というか「明日がどうなるかなんて誰にも分からない」という感じで生きてるんで、うん。

神経質だけど大雑把。戦略家でもあり能天気。

 

ところでみなさん、家事はしてますか?

家事…これはなかなか一言では語れないものがあるのだ。

1人暮らしの経験がない人、あるいは奥さんなどに任せっぱなしで家事をほとんどやったことがない人。そういう人に「家事とはなんぞや?」と尋ねたら「料理に、洗濯に、掃除に…」なんて答えるかもしれない。

「ちがーーーーーーーーう!!」僕はきっとそう叫ぶ。食い気味で叫ぶ。むしろ答える前に叫ぶ。

 

僕が考えるに家事とは「終わらない仕事」もしくは「横にも縦にも繋がっている一連の仕事」なのだ。

 

料理を作ったらそれで「家事をやったこと」になるのか?

違うのだ!その料理を作るためにはまず食材を買わなければならない。例えばカレーを作るとき、買った食材がピッタリとカレー作りで消費できるとは限らない。

玉ねぎだけが余るかもしれないし、金銭的、効率的に考えればお肉は大目に買って冷凍するかもしれない。計画無くしてスーパーで買い物なんて出来ないのだ。

 

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例えばこれは今晩のゴハン。

サラダだけでも、レタス、トマト、大根、ハム、カニ風味かまぼこ、アボカドが入っている。大根はサラダだけでは消費できないので、鶏肉と一緒に煮物にする。買った鶏肉の半分は冷凍。鍋かドリアにでも使う予定。味噌汁は余ったかぼちゃを投入。

ちなみに炊き込みご飯は市販の「米と混ぜて炊くだけ」みたいなやつ。オカズらしいオカズを作るのも面倒なので炊き込みご飯でごまかす。手を抜くのも主婦の仕事なのだ。

 

言ってみればこれはパズルと同じ。冷蔵庫の中だけでなく今家の中はどうなっているか、何か切れかけのものはなかったか?買っておくものは?

洗濯はいつ干すべきか?天気予報はどうなっているか?ゴミ出しは?

 

こんな感じで家全体のことを3日から4日先を見据えて俯瞰でとらえ、それを常に頭に入れつつ仕事する。この「一連の流れそのもの」を家事と呼ぶのではなかろうか!?

「たまに家事を手伝います」これはいい。その言い方ならいい。

「たまに家事をやります」これが違うのだこれが!!

1日くらい掃除とか洗濯したからって家事をやった気になるなよコンチクショー!!

あ、あいつ!ちょっと掃除しただけで「良き夫です(きらりんっ)」みたいな顔しやがって、このおォォォ!!!(あいつって誰だよ!?)

 

このへんを1人暮らし経験のない奥さんに分かってもらうのが本当に大変で。

まあ、指示すれば「はい!」といってやってくれるだけマシかもしれないけど、黙ってると笑っちゃうくらい動かない。

試しに夜8時くらいまでコタツで「ザ・ダメ人間」みたいにしてたら、奥さんも夕飯のことなんて全く気にせず「ザ・右にならえダメ人間」状態。

ただ、奥さんに任せたら任せたでとんでもない料理がたまに出てくる……のは、また別のお話。

 

ところで別に文句を言いたいわけでも主婦層の支持を狙ってるわけでもないハズなのに、僕は一体ナニを書いているんでしょうか?