お客様似顔絵 by浜田(16)/こども兄弟、ウェディング、結婚記念日、米寿のお祝い

おひさしぶりでございます!前回の更新から1か月くらい…??

 

6月に入ってから急に忙しくなったというか、いただくご注文がほとんどA3サイズだったのです。

A3サイズはとにかく制作に時間がかかるので、締め切りやご連絡のミスがないよう細心の注意を払いながらの制作現場でした!

 

ちなみにご注文からお届けまでは最低5回、こちらからお客様にメールを送ります。

 

こんな感じですね↓

1.お申込みフォームに記入いただいた内容を元に代金や納期を計算、お写真添付の際の注意事項などのお知らせ。

2.お写真をいただき確認したことをお知らせ。

3.下描きが完成したら画像を添付。

4.下描きにOKをいただいたら最終的な「ご注文の確定」のメール。

5.商品発送後、メール。

 

この1~5回の間にも、例えば2の後にこちらから「もう少し~な写真が欲しい」とご連絡することもありますし、4の後にお届け指定日のご連絡をいただければもちろんご返信をします。

大抵はスムーズに行きますが、最高40回のメールのやりとりをしたこともあります(笑)

それを同時期に数人~10名様くらいのお客様と常にやりとりするワケです。

3段階の表やカードなどでチェックしながら管理しているので「うっかり連絡ミス」ということは今のところありませんが、うっかりブログやインスタがゴースト化することはあります。

 

というワケで、溜まっている分のうち、まずは4枚ご紹介!!!

今回の4枚はすべて「2人」です。

2人といってもカップルだったり兄弟だったり、色々とあると思いますが、どのような関係性の二人なのか?ということによって自ずと描き方も変わってくるんですね。

今回はそのへんを見てもらおうかなあと思っています。

 

f:id:rainbow_hamada:20170625170530j:plain

 

1枚目は男の子兄弟。

お客様から「やんちゃ」というキーワードをいただきましたので、すぐにこのようなポージングが浮かびました。

体が斜めになっているのがポイントですかね。

あとはめったに使わないクレヨンを背景に使っています。

 

 

f:id:rainbow_hamada:20170625171521j:plain

 

2枚目はカップル。

文字入れは無しということで体を描くスペースがいつもよりちょっとだけ出来たので、手を繋いでみました。

ドレスも迷彩服もいただいたお写真をもとに描きました。

ドレスがピンクなので背景のピンクは控えめです。

 

 

 

 

f:id:rainbow_hamada:20170625171117j:plain

 

3枚目はご両親の結婚40周年。

人気のハワイ風のリクエスト。

若いカップルとの違いは「寄り添ってる感」ですかね。

40年の歩みと歴史を表現するのはこれくらいの落ち着きがいいんじゃないかなと、いつも思っています。

ちなみに女性の髪形は別の写真を元に描きました。

 

 

f:id:rainbow_hamada:20170625171115j:plain

 

4枚目は米寿祝いのご夫婦。

これくらいの年齢の方ですと、あえて手も腕も組まないで描きますし、字体もポップ調にしたりはしません。

 

別にこだわりとかじゃないんですが、リクエストがない限り描きません。

絵が嘘っぽくなるのが嫌というか、このブログでもちょいちょい書いてますが「描き手側の強烈な自己主張とかを出したくない」というのはあります。

なんでもかんでも可愛く華やかならいいってもんじゃないでしょう、と。

誰を描いてもプリクラみたいにデコっちゃうのはちょっと下品かなと。

 

小学生の頃「ビックリマンシール」が大ブームになりましたが、僕はいまいち乗れなかったんですね。

たぶんデザイン的にあまり美しさを感じなかったんじゃないかなと今ふと思いました。

 

 

 

6月末まで最大5000円引きキャンペーンやってます!

詳細やご注文は↓

studio-rainbow.com

 

 

 

 

変なおくさん エピソード6

f:id:rainbow_hamada:20170511152313j:plain

 

 

テレビ番組「アメトーーク」「ビビり-1グランプリ」という企画がある。

 

千原ジュニアやフジモンなどの「ビビり芸人」に対して、例えば突然後ろから肩を掴んだり、一人で待機している楽屋でハンガーを落としたり黒電話の音を響かせたり…などなど、あらゆるイタズラで驚かせ、そのリアクションを楽しむという人気企画だ。

 

その驚かせ方というのは文字通り「イタズラ」というレベルで、普通の人なら彼らのように絶叫したり腰を抜かして驚いたりはしない。

芸人の異常なリアクションがウケている一方で、その彼らのあまりにもオーバーなビビり具合にヤラセ疑惑すら出ていて、僕自身も番組を見ていると「いくらなんでもそんなに驚くかなあ?」と訝しむこともしばしば。

ヤラセというか過剰な演技なんだろうなあくらいには思ってしまうのだが、一方で「もしかしたら彼らは本気でビビっているのかも…」と信じてしまう自分もいる。

 

なぜなら、彼ら芸人たちと全く同じリアクションをする人間が身近にいるからである。

言わずもがな、それは僕の奥さんのことである。

 

例えば「アメトーーク」では「突然車内で携帯が鳴る」→「うわーッッ!!」という場面があるが、これと同じ現象は我が家でも頻繁に起きる。

ウチの場合は着信ではなく、僕がすぐ近くでゲームアプリを起動しタイトル画面で音楽が鳴ったときに高確率で

「うにゃぁぁぁぁ!!!!!☆★(*'Д'*)」

と叫び声が響き渡る。

 

あまりにも日常茶飯事なことなので、その「うにゃぁぁぁぁ!!!!!☆★(*'Д'*)」に僕もいちいち反応はしないが、たまにイタズラ心でわざとスマホの音量設定をマックスにした状態でゲームを起動するときがある。

 

「ダーンッ!!!♪♪」と一瞬響き渡る音。

 

………。

……あれ?

奥さんは何も言わない。驚いてないどころか、表情すら一切変わっていない。

 

「あれ?ビビらなかった?さすがにもうバレてた?」と訊いてみると奥さん、

「………」

返事がない。

「おい、どうした…」とさらに話しかけるとカスレ声で

「び、び、ビビりすぎて………い、息が…でき、できない…('ω')」という回答。

 

いきなり大音量がなれば誰だってビビるでしょ?と思われるかもしれないが、奥さんのビビりとしての実力はまだまだこんなもんじゃあない。

 

ある日、(珍しく)奥さんが夕食後の洗い物をしているとき、僕は普通に(いたって普通に!)うしろから「あのさ、そういえば…」と話しかけた。

その途端キッチンに

「きゃあぁぁぁぁぁッ!!!!!( ゚Д゚)」

という絶叫がこだました。

 

これにはさすがの僕もイラっとた。僕は普通に話しかけただけなのだ。それをまるで変質者でも現れたような反応で迎えられるとは、これ如何に!!?

心外だ!まことに遺憾だ!!

 

僕は思わずため息まじりに「おい…いいかげにしろよ…!」とちょっと強めの口調になり、そのまま今までの分も含めて「いちいち、ビビりすぎなんだよ!なんなんだよ!普通に話しかけただけで叫ばれたらなんも言えねーよ!」と文句をぶつけてしまった。

ここまで言ったところで心の中で「ちょっと言い過ぎたかも」と思ったがもう遅い。

奥さんは洗い物を続けながら「グス……グス……」と鼻をすすり始めてしまった。

「え?泣いてんの?マジで?」

「だって…ビックリしただけで…グス…そんなに言わなくても……グス…(´;ω;`)」

という、最悪の展開に。

「もう知らん!!」

こうなったらこれ以上何も言わないのが吉である。

 

このように、奥さんはビビりと泣き虫の合わせ技を持ち合わせた相当な手練れなのだが、その「泣き虫編」はまた次の機会で。

ついでに言うと、このあと1時間もすればさっき泣いたことは幻だったかのごとく普通に話しかけてきたりするブッ壊れ性能も搭載しているのだが、それもまた別の機会で。

 

というわけで「アメトーーク」のリアクションは本物かもしれないと思う今日この頃であった。

 

おまけ

試しに今、手を「パンッ!」と1回叩いてみた。

後ろから「にゃッ!?」という短い叫び声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

この人を見よ~歌手NakamuraEmiと30代半ばの創作の話~

実力や魅力や才能はとんでもなくあるのに、そのへんが世間に知れ渡っていない人っていますよね。

歌手でも芸人でもキャッチーなものがどうしても目立ってしまうから、本当の実力者がその陰に隠れてしまう。

 

CDランキングがほとんどアイドルグループで埋め尽くされるようになって久しいけれど、やっぱりそれじゃあつまらない。

別にアイドルがトップになるのも、もっと言えば〇〇商法でCDが売れるのも否定はしません。それはそれで「マーケティングの妙」という技を見せてもらっているようで感心してしまうから。

そういう意味では、西野カナさんなんかの歌詞はスゲーッて思いますもん。

これは決して皮肉ではなく、しっかりとピンポイントにターゲットを絞ってるという点では(西野さん本人なのかチームなのか分からないけど)才能ですよね。

 

実は似顔絵業界も結構似たようなもんで、とにかく「きゃわいいー」絵が売れます。

似てる似てないは二の次です(笑)

それをディスり半分嫉妬半分で「あんな絵のどこがいいんだよ!全部同じ顔じゃねえか!」と陰口を叩く、所謂「売れない似顔絵師」も少なくないですけど、僕から言わせてもらえば「お客さんのニーズも読めないならプロを名乗るな」って感じですね。

 

歌でも小説でも漫画でも映画でもそして似顔絵でも、自分の好きなようにやりたいなら趣味としてやっていけばいい。

僕らはあくまでも一般のお客さんを相手にするのだから、ニーズや時代の流れを敏感に感じなくてはいけない。

 

…といっても「媚びる」のとはまたちょっと違うので、そのへんが創作の難しいところ。「媚びる」ことに特化して作品を作り続けられたら、それはそれで立派な才能ですが。

 

そんなワケで前置きが長くなりましたが(え?今までの前置き!?)、最近ハマってるアーティストを紹介したいと思います。

 

シンガーソングライターのNakamuraEmiさんです。

保育士や自動車メーカーのエンジニアなど様々な職を転々としながら2016年にメジャーデビュー。

経歴もさることながら、メジャーデビュー時点で30歳を過ぎているという異色のアーティスト。僕と同い年なんですね。

 

で、僕は最初たまたま耳にしたその歌声に反応したのですが、聴けば聴くほど、知れば知るほど、彼女の歌詞と世界観にドップリとハマることになってしまったのです。

 

特に歌詞全体のコンセプトとして僕が最も唸ったのは「大人の言うことを聞け」という曲。

奇しくもこのブログでずっと前に書いた「大人は分かってくれない」という記事で僕が言いたかったこととピタリ重なり、勝手に共感してしまうと同時に、同じようなことを思っているはずなのにそれを一向にカタチにすることのない自分自身の才能のなさを(これまた勝手に)思い知らされた感じというか。

まあそのへんがうまく出来ないから漫画家をあきらめて今似顔絵を描いてるので(^-^;

 

「漫画家をあきらめて」という点ではもし「YAMABIKO」という曲が10年前に存在していたら、僕は不覚にもズルズルとうっかりそのまま漫画家を目指してしまったかもしれない。それくらい力強く、魂に訴えかける歌詞と声なのだ。

 

僕と同い年の30代半ばで、まだ自分の世界観をこれだけ大切にしていることへの痛さと憧れ。痛いんですよ、いろんな意味で。

「メジャーデビュー」という曲なんて痛さ以外のなにものでもない。

だからこそ刺さります。特に何かしらの創作活動に携わっている人間ならばビンビン来ると思います。

 

 

で、僕のいちばんのお気に入りが「チクッ」という曲。

なんというか、この人は決して孤独ではないと思うんだけど、常に独りであるということを連想させます。荒野を歩いてる感じ。「二兎を追う者は一兎をも得ず」を体現している感じというか。それを強く思わせる一曲。

かぐや姫の「神田川」の歌詞の本当の意味とリンクするところもあるんですよね。

「幸せになることが怖い」という感覚。

そんなNakamuraEmiさんの世界感や個人的な思いが丸出しなのに、それでいて不思議と独りよがりではないバランス感覚もしっかりとあるから、意外とこの曲に共感できるという人は多いと思います。

「甘い物が大好きなのに虫歯になるから」なんて言い回しは本当に巧いなあと思いましたね。

 

彼女のバランス感覚は最新曲の「don't」に現れていると思います。

この曲はアニメ「笑ゥせぇるすまんNEW」のために書き下ろされたものですが、しっかりと番組に寄り添って作られつつも、それでいてNakamuraEmiの世界観そのものでもあり、意外と(!?)作り手として器用な一面も見せてくれています。

 

そんなこんなで、これからの活躍に期待しております。