「パクられ問題」の巻

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僕の仕事はご注文いただいた似顔絵をどんどん描くことだけど、同時に「にがおえレインボー」の運営者としてサイトを改良したりもしている。

 

似顔絵絵製作の合間に思い付いたアイデアはとりあえずノートに走り書きしておいて、少しでも製作スケジュールに余裕が出たときはサイトをいじったり、SNSに投稿したり、「似顔絵」でネット検索して現在の似顔絵業界を調査したりする。

 

僕らが「にがおえレインボー」を立ち上げた5年前当時、似顔絵通販の会社はまだそこまで多くなかったと思う。

ところが僕が独立してから1~2年でどんどんフリーの似顔絵作家が増えてきて、そこから新しい組織を作る人、フリーのまま個人で活動している人、そもそもプロ経験がないのにいきなりツイッターとかで似顔絵売る人などが急増して、5年前とはずいぶん景色が変わってしまった。

 

たまに検索すると「似顔絵〇〇…?また新しいのが出来たのか?」なんてことも。

 

そして……ここからが本題。

その新しく出来た風な似顔絵通販サイトを一通りサッと見てみると「ん?」と思うことがある。

「これ、ウチのパクリじゃないか??」と。

 

そもそも似顔絵作家というのは志が低い人が比較的多い業界で、売れてそうな絵柄とか構図とか文字の形とか、わりとすぐパクっちゃう人が少なくない。

 

「志が低い」っていうのとはちょっと違うかな。

似顔絵をプロとして売るとなると、所謂「アート作品」と違って、顔を描かれたお客さんが喜ぶか喜ばないか、それが全てだから、自分のパッションやらポリシーで描けるシロモノじゃないんだよね。そこが難しいところ。

だから絵字体は上手くてもイマイチ売れない作家は結構いるし、その状態が煮詰まると「あの人の感じ、マネしてみようかな…」となってしまう。

 

まあそのあたりはね、ある程度仕方ないのかなとも思う。

僕もたまにパクられたけど、そんなものは文字通りの二番煎じ三番煎じだから、そんなに気にならない。

しかしサイトの、僕が考えに考え抜いて作った文言が、わりとそのままの形で別のサイトに書かれてたりすると「おいおいおい、さすがにこのパクリは…どうなの!?」と。

 

似顔絵を注文するのって別にそんなに難しいことじゃないんだけど、やっぱり普段全く絵を描かない人にとっては微妙な、というか結構大きなズレがあって、そういう人たちにも分かってもらえるような文言、表現方法をいつも模索している。

 

例えば……

長くなるからまた次回に(笑)

 

まあそんな感じですわ。

ちょっと前にも、このブログの記事がほとんど丸パクリされているのを発見したという報告をしたけど…もうめんどくさいね。実にめんどくさい。