「お急げない」の巻

昨日の続き。というか、現状報告。

 

結局、お客さんから連絡は来ず。

 

簡単な流れを説明すると、

7日(水曜)に

「色紙サイズ二人で、16日までにほしいのだが可能か?」という問い合わせをいただき、(水曜は定休日なので)翌日のお昼頃に

 

「可能ですが、宮崎県と遠方なのでスケジュール的にはかなりタイト。本日すぐお申込いただき、お写真をいただくところまで進めたいです」

という旨を回答した。

 

が、その日は音沙汰無く、次の日になってお申し込みが来た。

もちろんすぐに返信。内心は「昨日すぐにお申し込みしてって言ったじゃん…」とは思いつつも、とにかく時間がないのでそのへんはスルー。

 

数時間後に写真が来たが、かなり条件が悪い。

3枚頂いたが、どれも画質が粗く(そもそも距離感も遠い)、拡大するとモザイクになってしまう。

ご本人も「写真が悪ければまだ有ります」とは言っているので、すぐに返信。

「条件としてはかなり悪いので、追加の写真をください」というような内容を送ったのが、9日の15:56(写真もらってから11分後)。

 

が、その日は何も連絡が無かったので、次の日(10日)の14:33に再びメール。

「メールは読みましたか?このままのペースでは無理ですよ?ご協力をお願いします!」という旨を送った。

 

そして今(11日)。

 

どうです?これ。

もちろん、この間にも他のお客様にメールしたり、作品描いたり、梱包したり、スケジュールを逐一チェックして漏れがないか毎日確認したり……ということをやってるのだよね。当たり前だけど。

 

何度も言うけど、似顔絵というのは数多あるオーダーメイド商品の中でも、究極的に「その人だけのもの」なんす。

例えば、衣類とか、家具とか、オーダーメイド出来るものはいっぱいあると思うけど、そういうのって他の人に譲渡したとしても、使えないことはないでしょう。

 

でも似顔絵はゼロから、描き始めの最初の1ミリの線から、もうその人のためだけに作ってるものだから。分かります?

 

ある程度作ってあって、ちょこちょこっと部分部分をカスタムして「はい、あなただけの商品です」てなワケにはいかないの。

毎回毎回ゼロから。ゼロから受け付けして、構図を考えて、そっくりに描いて、文字の形なんかも「今回の依頼では、どのフォントが最もふさわしいか?」なんてことを考えながら描いてたりする。

 

……と、ここまでの文章をお昼頃に書いて、一旦中断。

あとは夜にこの続きを書くか…と思っていたところ、ご連絡が来ましたね(夜9時半)。

 

もちろん、何時だろうとこちらからはすぐに返信。

 

結果をざっくり言うと、こっちから送ったメールを読んでいない(届いてないと思ってる)状態。つまり、こちらが無視してる形に思われちゃってたみたい。

 

そういう勘違いが起こらないようにわざわざ「9日の15:56にお送りしたメール」って正確な日付を入れてるんだけど、その「9日の15:56」のメールを探すということはしないのだね…(見つかったみたいだけど)。

 

前にも、メールを読まなかったことで(勘違いで)めちゃめちゃ怒られた事件があったけどね…うーむ。